宗教法人 栃社山 浄土院

宗教法人 栃社山 浄土院 【久米郡】

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岡山県久米郡 法然上人のご両親のお寺 浄土院(じょうどいん) お気軽にお立ち寄りください。

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浄土宗コラム

浄土宗コラム

 
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2018/03/26

平成30年度(2018年)浄土院 春季彼岸法要

去る3月21日の春分の日、朝から雨がシトシトと降り、肌寒い日で参詣の皆様の為に本堂内を暖房し、午後2時からの彼岸法要に備えました。
 この日は地区の神社で戦没者の慰霊祭もあり、参詣の皆様の出足を心配しておりましたが、開始時刻が迫ってまいりますと本堂内が参詣の皆様でほぼ満席になりました。
導師の表白奉読、詠唱講員の皆様の「彼岸和讃」の奉納、読経、賛念佛に続き参加者全員の称名念佛の後、世界平和祈願の為の祝聖文を称え、万国諸戦災犠牲者の回向、参詣者各家の御先祖様の結縁回向をして法要を終えました。法要後、住職より「彼岸法要の意義」について法話があり、特に七日間の彼岸の期間、極楽浄土の御先祖様を偲び念佛を称えることによって自分自身が阿弥陀様の本願の力で往生浄土の人となることを喜び、これからの日々を大切に生きることが重要であることなどを学びました。法要後、客殿でお茶お菓子を頂き、にぎやかに語り合って帰途につきました。

2016/05/13

世界の医療の現場から

7月18日、岡山市の岡山県天神山文化プラザで開かれた世界連邦岡山県協議会の講演会で青年海外協力隊員の片岡徹也氏の講演を拝聴した。 テーマは『グアテマラに行って分かった「健康」の礎』で片岡氏は、岡山大学病院の看護師として中南米のグアテマラに地域医療活動の為に赴き、その時の経験をお話しされた。 グアテマラは季節は雨季と乾季しかなく、人々は平地と山地(標高3000メートル)で生活しており、片岡氏は、山地の診療所で村の人々と接してこられたそうで、村の家は電気の供給事情が悪く、水道も無く、風通しの悪い暗い部屋のせいか、下痢、皮膚病、呼吸器器官、消化器官の感染症の患者が多く、迷信等で全体的に医療への信頼が薄く、片岡氏は、治療よりも予防、診療所でのケアよりも家庭での適切なケアの必要性を感じ、村の健康ボランティアの育成の為、母親たちに様々な指導をして医療への理解と協力をしてもらう努力をしてきたと話された。

2016/05/13

歳月は人に深まりを与える

平成26年5月17日、誕生寺を会場に華頂短期大学佛教研究会の同窓会が開かれた。 数日前、富山県の得能真理子さんという方から「5月17日に誕生寺にお参りするのでお会いできませんか」という電話があった。 お名前に心当たりがなかったので、電話で事情をお尋ねすると今から45年前、私が京都の佛教大学在学中に伝道部に所属していたとき、同じ宗門の華頂短期大学の佛教研究会の女学生と交流したことがあり、当時、自分たちが学んだ仏教学、浄土学について互いに疑問点を出し合って研究したり、討議したことなど懐かしい思い出となって蘇えってきた。 電話の主は、当時佛教研究会の部長をしていた静岡県天竜市出身の旧姓 内山真理子さんであった。 当時はみんな若く今から思えば青臭い意見を戦わせていたものであった。 5月17日、誕生寺で当時のメンバー11人と再会した。 時の流れは無常である。私もそうであるが、当時若くて美しかった女学生も歳を重ね落ち着いた佇まいをみせている。 互いに再会を喜び合うが、次の話題は現在の体調についてになるのは仕方がない。 11人の中には、夫と死別した人、独身のまま歳を重ねた人、子や孫に囲まれて賑やかに過ごしている人など様々であるが、共通して言えることは、皆年相応に人生の様々な波を乗り越え自信に満ちた落ち着いた美しさを内面から醸し出していることである。 歳月は無常であるが人に自信と深まりと内面からの醸し出す何とも言えない美しさを与えるものである。 しかしそれらは彼女たちが如何に一日一日を生きて来たかを証明するものである。彼女たちの人生に乾杯。 合掌

2016/05/13

ああ、ありがたし

平成26年3月25日、浄土院定期総代会を開会するにあたり、一人の檀家の方が、「浄土院檀家の一人としてこれからの時代の浄土院の経営について住職さんのお手伝いがしたい」と申し出があり、浄土院の寺院規則等調べた結果、昭和27年制定の寺院規則は、現代にそぐわないので改正したらどうか。
また檀徒総代、地区総代は寺院の経営にどのように携わったらいいのか、「檀徒総代と地区総代の在り方」といったパンフレットを作成し、就任時にパンフレットを受けとり、熟読し、住職と協力して寺院の経営に取り組んでいただく、また一般檀信徒は、菩提寺である浄土院興隆の為、寺に対してどのようにかかわるか寺院の経営組織について学ぶ資料を作成してはどうかという貴重な御意見を伺った。

今の時代寺院の在り方について宗派を越えて若い僧侶を中心に勉強会を開いて研究している組織もあるが、檀信徒の中から住職に対し寺院の為に貴重な提案をしていただくことは誠にありがたいことである。
早速、彼と取り組んでみたいと思う。

合掌

2016/05/13

よき地によき種を、まかんがごとし

いよいよ雨の続く季節ですね。コンビニなどでも手軽に手に入る携帯用カッパがあります。
九州のあるボランティア団体が、その携帯用カッパの使用済みを集めて、タイの少数山岳民の子供たちに贈ったそうです。

子供たちは、学校まで通うのに片道1時間から2時間ほど歩きます。そんな山の奥地に住んでおり、険しい通学路の山道を歩くには、片手のふさがる傘より、贈られたカッパは便利で、みんなはそのカッパを着て大喜びで登校したといいます。
しかし、一人の子供がそのカッパを着てこない。
不思議に思った校長先生が尋ねてみると 「先生、僕は学校に来る時の2時間を雨に濡れれば、後は学校に屋根があって服も身体も乾きます。
でも先生、父や母また兄や姉たちは、今日も雨の中。
外での農作業で1日中濡れっぱなしです。
服も身体も乾く暇が無いんです。
贈られたあのカッパは便利です。
農作業で身体を動かしても濡れません。
だから僕は、みんなで順番に使うことに決めました。
今日はお母さんの番です。」と笑顔で答えたと言います。
カッパを着て微笑む母親の顔が見えてきそうです。
親の喜びは何処からくるのでしょうか。カッパの便利さより、きっと自分がカッパを着ることをこよなく喜ぶ、そんな息子の笑顔から引き出されるのでしょう。

「親思う 思いも親の 思わする 思いと知って 親思うかな」 さすが佛教国タイです。
「よき地によき種をまかんがごとし」そんな法然上人の御言葉が思い出されました。

相手の喜ぶ笑顔に。
時として、相手の流す涙にも。心を通わせて南無阿弥陀佛と静かにお念佛をお称えしてまいりたいものです。

合掌
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